Ｗ「2ndＷ」レビュー

レビューというか、感想ですね。ではいきますか。

2nd W

• 01．Ｗのテーマ

正直ＳＥのようなものと捉えてもいいんじゃないかと。これをライブでやったとして、会場はどんな盛り上がり方をするのかがちょっと見当付かない。

• 02．デコボコセブンティーン

平田祥一郎氏のアレンジは、おれは結構好きなので、この曲もその例に漏れず好きな感じ。二人それぞれのパートがはっきりと分かれていて、時折ユニゾンになるといった感じ。もうちょっとハモリが聴きたいかな。

• 03．ロボキッス

シングルとして既出。この曲も大半がユニゾンなんだよね。二人の声質ってはっきりと違うんだけど、重なると美事に溶け合うよね。不思議だ。

• 04．五月雨恋歌

演歌調というか、昭和歌謡というか、イメージはその辺なんだろうね。はい、この曲結構好きです。おれが聴きたいのは二人のコーラスワークなんで、こういったパート割の曲は大歓迎ですよ。単純にハモリがあるだけではなくて、掛け合いのようなコーラスワーク(「夢の中」でもあったようなヤツね)が聴けるのもポイント高いっすね。

• 05．あぁ いいな！

この曲も何気にハモリと掛け合いっぽいコーラスが聴ける曲なんですよね。しかしこの曲聴くと、あのチープなＰＶが思い出されて参るなぁ。

• 06．抱きしめないで〜日記付き〜

歌部分は、正直それほど引っかかりませんでした。聴きながら「美貴ちゃんが歌ったらどんな感じかなぁ」とか思ってたくらいで。AKIRA氏アレンジなんで、美貴ちゃんのソロの時のシングルのカップリング曲とフィーリングが近いんですよね。サビのメロも雰囲気が似てるし。
ただ、日記部分がヤバイ。3月3日付けのエントリーでも書いたけど、あのパートを聴いてると、照れ笑いともなんともつかない笑顔が溢れてしまいます。歌っている辻ちゃんの表情が思い浮かぶんですよね。ひゃー。

• 07．打武留友女子高等学校校歌

バカソング。ディテールに凝ってるのは楽しいけどね。歌詞に二人の名前を織り込んだりして、遊び心はたっぷり。これもライブでやったときの観客のリアクション能力が問われる曲だね。

• 08．18〜My Happy Birthday Comes!〜

意外と前の「校歌」からの繋がりが気持ちいいのに吃驚。ブラスアレンジとかが「真夏の光線」とか「…好きだよ！」を思い出させたりする…かも？この曲も大半がユニゾンだね。もったいない。でも好きですよ。楽しい気分になれる曲はいつでも大歓迎。

• 09．恋のフーガ

はい、カバー曲ですね。正直この曲はシングル買ってません。サビの掛け合いで聞かれる、力強い辻ちゃんの声と、甘い加護ちゃんの声の対比は好きですね。

• 10．INTERLUDE

SEです。ぶっちゃけそれ以上でも以下でもない。二人の楽しそうな声は聞けますけど、曲ではない。

• 11．十七の夏

カバーですね。ハモリがあればそれでオッケー、とまでは言いませんが、やっぱりこの二人のハモリは気持ちいいですね。

• 12．17才よさようなら(ARRIVEDERCI)

こういった曲だと、二人の歌唱力が安定していることを再認識できますね。勢い一発の曲の方はごまかしが効くけど、スローでしっとりとした曲はロングトーンの音程のふらつきとかが目立ってしまうから。あ、これもカバー曲ね。

• 13．まだ もうちょっと 甘えていたい

「あなたの夢にも出られるかな」なんて、言われてみたいですね。正直この辺りの曲調って、おれの中でどう位置付けていいのかわからないんですよ。ルームリスニング向きの曲というか。だからライブで歌われるとリアクションしづらかったりして。現場系と変わらないな。