木島日記(1)
- 作者: 大塚英志,森美夏
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1999/10
- メディア: コミック
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大塚ならではの、民俗学とオカルトをこきまぜた世界観はやっぱりおれのツボですね。今作でも「人魚」「ロンギヌスの槍」「サヴァン症候群」「ムー大陸」などなど…。
狂言回しは民俗学者の折口信夫。大塚自身が民俗学者ですからね。「オクタゴニアン」には柳田國男が出てきましたし。民俗学とフォークロアとオカルトと戦時中の日本の闇の部分とかがメルティングポットにダンクシュートといった感じの氏の世界観は大好きです。
森美夏による作画も、「黒鷺…」とか「多重人格探偵サイコ」などに通じる雰囲気を持っていて、おれは好きですね。もっと早くに読んでおけばよかった。