今観たい映画

「ザ・ブリッジ」とか言う映画が観たい。

【ロサンゼルス2日共同】自殺の“名所”として知られる米西海岸サンフランシスコの金門橋から飛び降りる人々の映像を含んだドキュメンタリー映画が米国の映画祭などで上映され、自殺のほう助に当たるか防止効果があるかで議論を呼んでいる。

 「ザ・ブリッジ(橋)」と題した約1時間半の映画は1年間にわたり、金門橋の近くから毎日撮影された。約20人が欄干を乗り越えて飛び込む様子をとらえたショッキングな映像のほか、自殺者の親族などへのインタビューで構成されている。

こんな内容。これ、淡々と飛び降り自殺者の映像が流れるだけだったら、かなりスゲェんだけどなぁ。自殺幇助とか防止とか、そんな話題はどうでも良くて、自ら死を選んだ人たちの断末魔の姿を眼に焼き付けることで、自らの死に対する考えと言うものを改めて見つめなおす機会にはなると思うんですけどね。それがどっちに転ぶかは別としてね。
おれの好きな、ユルグ・ブットゲライトと言う監督がいて、その人が撮った「死の王」と言う映画に、橋とかなんとかがただ映し出されて、その映像にテロップで人名とか日時とかがかぶせられるシーンがあって、これは静かにじわじわと来る映像でしたよ。そう、橋とか何とかは、そこにかぶせられる人たちの自殺の現場なんですね。これはかなりキた。
そういうわけで、この映画にも興味があるわけです。ウォーホルが淡々とエンパイアステートビルを映したように、淡々と死の瞬間を撮っていたら神。