Berryz工房『スッペシャルジェネレーション』

昨日フラゲして、今日も含めてヘビロテしてたわけですが。まずはタイトル曲の『スッペシャルジェネレーション』。ハロモニのスタジオライブを観た時にちょっと痛々しさを感じてしまったんだけど、映像無しで楽曲のみで聴いてみると、その痛々しさは少しプリベントされた気がする。この曲には、いわゆるセクシーなフェイク(って言っていいのかな?「Ah」とか「Ai」みたいなやつ)が多用されてるんだけど、やはり年端の行かない少女たちが、華奢な体で一生懸命歌って踊って、セクシーな表現を強いられてるのを見ると、ちょっといたたまれないんですよね。で、その辺りを差っ引いた印象としては、結構いいなぁ、と言った感じか。曲のスタイルとしては、オーソドックスな歌謡テイストに彩られたディスコサウンド、って感じなのかな。シンベの音色が気持ちいい。いわゆる「キメ」も多用されてるので、そのカッコよさってのもあるよね。
でもさ、折角『スッペシャルジェネレーション』真っ只中の彼女たちに歌わせるんだから、その世代が歌ってフィットする楽曲提供をして欲しいなぁ、とも思うんだよね。
カップリングは『恋してる時はいつも…』。これこれ、これですよ。まさにスッペシャルジェネレーションの中にある彼女たちが歌うべき曲。あ、「べき」とか言っちゃった。ストリングスとシンセに導かれて始まるミッドテンポのバラード曲。サビに突入する時の、切なさ炸裂しつつも高揚感を伴ったメロディー感はかなり秀逸。ただサビ後半は音域上がりすぎで、ちょっと彼女たちにもきついんじゃないかなぁ、なんて思うけど。あの年代なら問題ないのかなぁ。歌詞も良いですね。そこはかとなく切なくて。恋愛が人生の一大事である時期に感じられる、喜びや悲しみが詰まってる感じです。
おれにもそんな時期があったんだろうか…。