sakusaku

朝7時半からの放送はリアルタイムで見られなかったので、録画しておいたものを昼頃に観賞。
ついにご意見番さん(以下、ゴイゴイさん)の声が聞こえないsakusakuが始まってしまいました…。
いつもと違って、ちょっと神妙な感じのカエラちゃんとヴィンちゃん(パペットだけど)。ヴィンちゃんの口から、ゴイゴイさんのことが語られる。ヴィンちゃんを操っているのは、黒幕さんという方なんですが…。今回はヴィンちゃんというより黒幕さんといわせていただきます。
 「ご意見番さんが急病で倒れてしまいまして…そのあと懸命に本人も頑張ったんですけれども…」言いよどむ黒幕さん。「えーと、あのー、あのー…お亡くなりになってしまいました…」表に出ているのは黒幕さんが操るパペット。パペットは涙を流さない。けど、黒幕さんの声は涙声でした…。振り絞るように「ご意見番さんのご冥福をお祈りしたい…!」といった黒幕さん。カエラちゃんも頬を伝う涙をぬぐっている。
うあぁ、切な過ぎるよ…。寂しすぎるよ…。ゴイゴイさんは基本的に画面の外からツッコミを入れたりする人だったので、お茶の間にその姿が映し出されることはなかったんですね。ただ、声はいつも聞こえていた。そこにあったはずの声が…無い。カエラちゃんも黒幕さんも、他のスタッフも、皆がゴイゴイさんの「不在」をこれ以上ない位に感じていたんだと思う。当然いち視聴者のおれなんかより強く。
番組は、ゲストを迎えたりしつつ進行していく。テレビの前のおれは泣き笑い。
そして番組の最後、ゴイゴイさんが住んでいた海老名のうたを、ゴイゴイさんに送る意味で歌いたい、という黒幕さん。この「海老名のうた」は以前発売されたDVDにも収録されていたんだけど、今回のバージョンはアレンジも歌詞も違う。元々の曲調も落ち着いたものだったので、聞いていて切なくなってしまった。さらに原曲では「彼」と歌われていたところは「ゴイゴイ」と歌いかえられ、「彼は海老名に住んでいるんだ」と歌われていたところは「彼はまだ海老名に住んでるんだ」となっていました。
そして「彼は海老名を愛しているんだ」と歌ったあとに「彼はいつも俺たちの心の中にいる…」カエラちゃんの頬には涙が光り、おれもテレビの前で泣いてました(実際歌詞をテキストに起こすために見返してるんですが、また泣いてしまった)。
改めてもう一度、ゴイゴイさんのご冥福を心からお祈りいたします。