アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

昨日読了しました。主に実家に帰る電車の中で読んでたりして。
引っ越した早々、隣人から書店強盗に誘われる主人公。強盗に入って何を盗むのかといえば「広辞苑」。そんな突拍子もないイントロから導かれる物語。
ネタバレになるので内容の説明自体はまたもや出来ませんが、軽く感想を。
物語が後半に差し掛かると、まず驚きが。そしてその直前にはちょっとした無力感が訪れます。そして最後には、切なさが。先日友人から借りた本と、ある種似た感じのトリックが使われてますが、これはこれでまた切ない驚きを与えてくれます。
映画化もされていて、DVDで発売になっているようです。
アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]

アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]

機会があればこちらも観てみたいものです。