伊坂幸太郎「死神の精度」

読了しました。実は数日前に読み終えてたんですが、なんだかんだ忙しくて(?)書けずじまいでした。
全6編の小編からなる小説なんですが、「チルドレン」のように、それぞれの話をまたがった伏線(?)が張られていたりして、あぁ、なんて軽い溜息とも付かないものを吐いたりしてました。
主人公は死神で、彼が仕事をする時はいつも雨が降っていて、晴天を拝んだことがないという設定。劇場版のサブタイトル(?)になっている「Sweet Rain」ってのはここから来てるんでしょうね。
ちょっと前に「モップガール」というドラマが放映されていて、北川景子ちゃんの可愛さに思わず毎回見てたんですが、シチュエーションがそれに近いですよね。ただこっちの死神は、対象が死ぬことについて「ほとんど」干渉しませんが。
いやいやしかし、まぁ面白かったですよ。映画もちょっと観てみたいかも?
今はこれ読んでます。先日読んだ乙一が面白かったので、乙一のこちらの作品を。