レジェンズ(アニメ版)

ついに昨日の放送で最終回を迎えたレジェンズ。日曜日はどういうわけか家にいないことが多いので、毎週必ずビデオ録画して観ていました。
ネタバレありで感想をば。ジャバウォックという強大なレジェンズを宇宙空間に追放する(カーズ様みたい!)ことを提案するランシーン。ランシーンは風のレジェンズ、シロンの分身のような存在であるため、シロンと風のサーガ(シロンのパートナーである人間の少年)であるシュウは彼を止めようとする。しかしランシーンは彼らの制止を振り切り、ジャバウォックと一体化して宇宙へと飛び立った。レジェンズウォーはこれによって終焉を迎え、レジェンズたちはそれぞれが属する自然に帰ることになった…。
ここからがもう、涙無しでは見られないんですよ…。最初に、シュウに想いを寄せていたハーピーのアンナが消えていく。シュウを抱きしめて「もっと一緒にいたかった…」と言いながら、光に包まれて消えていくアンナ。この時点でおれの涙腺は少し緩んだんですけど、次がダメ。反則。水のサーガである少女、メグと水のレジェンズズオーの別れ。この2人が打ち解けるまでのいきさつってのが、結構いいエピソードに彩られてたもんで、お別れとなるとそのエピソードが頭の中をぶわっ!と巡るわけですよ。もう号泣。もちろん嗚咽交じりで。さらにディーノ(火のサーガ)とグリード(火のレジェンズ)、マック(土のサーガ)とガリオン(土のレジェンズ)のお別れも感動的だし。
で、最後にシュウとシロンのお別れですよ。シロンに涙を見せまいと、彼に背を向けて立つシュウ。シロンに対して、一度も自分のことを名前で呼ばなかったことを叱り飛ばすシュウ。ついにシュウのことを名前で呼ぶシロン。その姿はすでに光に包まれて消えかかっている。振り返ってシロンを見ようとするシュウ。そこにはもうシロンの姿は無く…。「なんだよー!まだおいらが呼び返して無いじゃんかよ…!」言いながら涙を流すシュウ。
ダメっすダメっす。久しぶりにかなり号泣しましたよ。最終回まで感動と笑いを届けて暮れたレジェンズ。このアニメを好きで良かった、と心からそう思える作品でした。