仮面ライダー響鬼「超える父」

やはり今回もOPの明日夢くんの語りは無し。前回のラストに、桐矢くんの回想を加えてスタート。この始まり方を見ると今までの平成ライダーをちょっと思い出すなぁ。
今月いっぱいザンキさんが提供読みなのは嬉しいところ。
鬼の活動を桐矢くんに見られたので、明日夢くんが秘密にしておくように頼んでいる。しかし桐矢くん…セリフに棒が刺さってますよ。
学校。桐矢くんの魔の手がもっちーに伸びる…ってわけではなくて、明日夢くんの身辺調査。ちょっとしたストーカーっぽいですよ?いきなり明日夢くんの家を訪れて家捜しした感じ。桐矢くんの押し付けがましい父親超え論が、正直ウザイ…。父親不在という設定の中で、頼りになる大人の男性という位置づけをされているのがヒビキさんだと思うんだけど、ここに来て突然父親の存在に光が当てられた。その当てられ方が桐矢くんを通じてだったりするので、ちょっと厳しいかなぁ。
父親超えというテーマはひょっとしたら最初からあったものかもしれないけれど、ちょっと展開が強引かなぁ。
ヒビキさんと明日夢くんの会話なども、今までの流れの中で自然に語られればすんなりと受け入れられるようなものだったと思うし。
「たちばな」。たちばなでのヒビキさんがドジっ子属性なのは、まぁいいです。全部完璧な人なんていませんからね。桐矢くんがヒビキさんを訪ねて、唐突に「あなたを超えたいんです!」とか言い出して。幼い頃に父親を亡くした桐矢くんが、ヒビキさんに父親の姿を重ねて父親超えを考えると言うのも、結構強引だなぁ。
その間、明日夢くんも自らの父親を求めて北へ南へ。父親の会社の社員の会話を聞いて、父親の行先を尋ねる明日夢くん。自分のことをなんて紹介したんだろう。そこが凄く気になったんだけど。
結果、直接対面することは出来なかったものの、父親が隣人のために作っていた犬小屋を完成させることで、父親に一歩近づいた感じの明日夢くん。地道に、父親の存在を感じながら自らの行動を変えていく明日夢くん。
その対極として、「ヒビキか…お前はいずれおれのものになる…必ず」とか、わけのわからないことを棒が刺さった台詞回しで唱える桐矢くん。桐矢くんを上手く転がしていかないと、これからが大変ですよ?まずは演技指(ry。