日常雑記

氷の張り付いた道路を、転ばないように注意しながら歩く。今日も冷たい風が体を突き刺していく。
そんな中、ちょっとだけ柔らかな日差しを感じたので、ふと上を見上げると、冷たい風が風花を舞わせているのが見えた。
当然、雪山が近くにあるわけでもなく、きっとそびえ立つビルの山々の頂上から運んできた風花なんだろう。ちょっと奇妙な「雪山の白い使い」。
その光景の中を歩きながら、さやぽの歌を思い出してみたりして。ただ、おれの頭の中に流れていたのは「雪山の白い使い」ではなくて「星空の下の時計台」だったんだけど。
寒い朝でも、その歌を思い出せばなんとなく楽しい気持ちになれるのは素敵なことだよね。
しばらく道路の氷は残るんだろうなぁ。歩くと言う行為に、これだけ神経を集中させるのも久しぶりだよ。
もうちょっとで2月。さらに寒くなるのかな。