dream live 2006 〜Boy meets Girl〜@名古屋ボトムライン

大変遅くなりましたが、3月18日に名古屋ボトムラインで行われたdreamのライブ「dream live 2006 〜Boy meets Girl〜」の感想らしいものを書いてみようと思います。
まずは入場前のお話。今回はおれを含めて5人で参戦してきました。昨日の日記に書いたように、おれとmamadaさんとえーすさん、そして二人の友人の二組に別れ車で名古屋まで来た形で。二人の友人は先に名古屋入りしていて、どうやら午前8時ごろには会場近くに到着していた様子。
おれたちはちょっとゆっくり目に出発したので、会場到着は11時ごろでした。
それでもdreamのメンバーはまだ会場入りしていなかったようで、折角なんで入り待ちらしきことをすることに。会場の関係者用入口が表のエレベーターしか無いようだったので、とりあえずその周辺でみんなで話などしながらただただ待つ。
昼頃だったかな、にわかにスタッフさんなどの動きに変化が見え、そうこうしているうちに一台のタクシーが会場前に付けられました。タクシーから降りてきたのは優ちゃんでした。
「わぁ、優ちゃんだぁ」と思ったのはいいんですが、完全に硬直してしまいました。嘘っ、おれ今、ちょう緊張してる?えぇ、まともに声すらかけられませんでしたよ。まさに会釈しか出来なかった状態。mamadaさんが札幌のライブのときにがっつくことが出来なかった、と言っていて、なーにやってんすかー!なんて言ってたんだけど、人のことを言えなくなりました。緊張で声をかけられないなんて……。自分でも吃驚した。一緒にJINJINマネも降りてきたんだけど、ここでも友人の一人がFABのとき同様フレンドリーに話してました。ちょう面白い。
さて、残る6人は何時来るのだろうか、ということでそれからさらに待つこと一時間強。またもやスタッフさんの動きがあわただしくなり、今度はワゴンが停まりました。はい、残るメンバー全員が登場です。麻未cは飴か何かを食べながら登場。可愛らしいですね。笑顔をふりまいてました。そして絵里恵。mamadaさんが急速に絵里恵推しになっているようですが、その気持ちも分かるような素敵な笑顔でした。しぃちゃんは体調が優れないのか、マスクをしてスッ、と入っていきました。さやぽや彩c、佳奈ちゃんも次々と会場入り。しかし……ここでもおれは笑顔で手を振るのみでした。ここまで緊張してしまうとは思ってもみなかった。正直、足が震えてました。どうしたんだろ、おれ。
メンバー全員の会場入りを見届けたので、ここでようやく食事をとることに。ファミレスでも当然ヲタトーク
それぞれみんな寝てない状態だったので、食後に睡眠をとって、開場時間にまた再集合ということに。雨がボンネットやら窓ガラスやらをたたく中、とりあえず睡眠。
17時。開場時間。おれたちは結構遅い番号だったので、ちょっとゆっくり目に会場前に行ったんだけど、まだほとんど入場列は進んでませんでした。それでも、一度入場が始まるとあとは早かったですね。17時半ごろにはおれたちも入場できました。
ライブハウスなんで、やはりそれほど大きい会場ではありませんが、視界もクリアだし、FABの時に比べてもしっかりステージを見ることが出来そうで、まずは一安心。
およそ定刻にライブスタート。誰もいないステージが紫のライトで照らされ、スモークの中にメンバーがその姿を現しました。この先セットリストを書きますが、横浜ではセットリストが変わると言うことなので、ご容赦ください。
オープニングはダンスパフォーマンス。やはり、FABのときよりしっかり見える。みんなかっこいいわぁ。
そして、このカッコよさを持続したまま「Get Over」に繋がる演出。「♪この手でかなえて〜」のところはやっぱり鳥肌ものですね。
お次は「Private Wars」。みんなでダンベル運動ですね。いやいや、やっぱりカッコいいですよ。ツアーファイナルということもあってか、気合の乗りも違う感じがしました。
続いて「Holy Love」。FABの時のレポでもかすかに書いたんですが、ジョイポリスのときと振りが違うんですよね。結構難しくなってる。で、この曲のエンディングのフェイドアウトの間に優ちゃん佳奈ちゃんがステージから姿を消して、残る5人(通称「ジェラシー」?)による「JEALOUSY」。みんな楽しそう。特に絵里恵が輝いて見えたりして。なんだろ、勢いを手に入れたというか、なんというか。兎に角素敵でした!
そして、この次が……優ちゃんと佳奈ちゃんによる「STAY〜now I'm here〜」ですよ。この曲で既に泣きそうになりました。これはFABでも同じだったけど、やっぱり、歌詞にやられるなぁ。あと二人の歌唱力、表現力にね。
で、先ほどの5人を呼び入れて、軽いMCの後、スタンドマイクの前に立ち、披露されるは「My Will」。この曲のサビは振りコピ祭り。がっつりみんなで振りコピしてました。
途切れることなく曲は続き、「La MASCHERA」に。FABの時には無かったと思われる、サビでの佳奈ちゃんの煽りがよかったなぁ。この曲から「PURE」への繋ぎはやっぱりカッコいいなぁ。この曲って、ちょっとハードな感じの曲だから、こういうライブハウスでやるのに向いてる曲なんじゃないかな。佳奈ちゃんの煽りもそんな感じだし。おれの後ろで友人のえーすさんも歌ってました。「PURE」、カッコいいもんね!
この勢いを引き継いで、「NIGHT OF FIRE」。正直、もういいかな、とか思ったりもするんですが、この畳み掛けるような展開のうちに入れられると、やはり体は動いちゃいますね。抗えないですよ。
で、「Our Time」。この曲も最初から振りコピ祭り。スゲェ楽しいわぁ。そして次が「reality」でしょ?反則ですよ、この繋ぎは。「reality」大好きやっちゅーねん。
「Lost Soul」で本編終了。あっという間に駆け抜ける感じ。
アンコールと叫ぶ、おれと友人たち。当然周りのヲタさんもアンコールをしてる。ここでも微妙に一体感を感じたなぁ。
「Movin' on」のイントロに乗ってアンコールスタート。デビュー曲にしてキラーチューン。最高です。絵里恵の自己紹介の時のコメントじゃないけど、何時までもやってください。
アンコールのMC、今回はさやぽが担当。いつもならグダグダになるところだけど(いや、ちょっとなりかけたけど)、しっかりと進行させてました。MCでの自己紹介。何故か知らないけど、彩cの時に(一部で)彩cコールが盛り上がってた。それを聞いて異様に盛り上がる彩c。かなり嬉しかったみたい。で、麻未c。こちらも同じく麻未cコールがあったんだけど、「麻未のときに無かったらどうしようかと思ったー」って、冗談めかして言ってたけど、表情は不安げで、見ているこちらは切なくなっちゃいましたよ。やっぱりほっとけないですね。
そしてしぃちゃん。「ホントは言いたくないんだけど……」と前置きして、先日の仙台のライブのときに佳奈ちゃんと二人体調を崩してしまっていたことを告白。そのときにメンバーの優しさを改めて感じたそうで、思わず話しながら泣き出してしまったしぃちゃん。麻未cが冗談めかして「泣かないでーさよならじゃないからー」(「君といた空」かい!)なんて歌ってたけど、結局つられて泣き出しちゃったりして。
もうね、この時点でおれも友人も、そしてきっと会場にいた他のファンの多くも、涙を流していたと思いますよ。dreamの絆と言うものが垣間見えた瞬間でした。
優ちゃんは「ただいまー!」と。優ちゃんの出身はお隣の岐阜と言うのはご存知の通り。それもあって、「ただいま!」「おかえり!」のコールが起こったわけですね。まぁ「おかえり!」とか言っても、おれらは名古屋の人間じゃないんだけどね。佳奈ちゃんは、しぃちゃんの話を受けて、さらにファンのみんなに愛を伝えられているのかが気になっている様子。自分らはもらってばかりなのに、ってね。いや、充分すぎるほどみんなの気持ちは伝わってるよ!そんななかさやぽは、落ち着いたコメントを。落ち着いても無いか?でもしっかりと進行して、次の「Transit」へと繋げました。
その「Transit」、感動のバラードな訳ですが、じっくりと聴いていると、佳奈ちゃんが泣いているのが分かりました。思わず手に持った赤いサイリウムを振って、「佳奈ちゃんがんばって」とつぶやきました。そして涙ぐむ佳奈ちゃんの肩に、そっと手をおくしぃちゃんの姿。あぁ、思い出すと涙が……!
曲が終わって、佳奈ちゃんが泣いてるから吃驚したー!みたいな事を言ってる彩c。でもね、そんな彩cも次の「I love dream world」で泣き出してるわけですよ。なんだかんだ言って、みんなボロボロと泣き出してしまって。それをみて、こっちも泣いちゃうんですが。
そんな中、さやぽは気丈にも涙を流さず、しっかり歌ってました。
最後の最後はメンバー全員で手をつないで、マイク無しで「ありがとうございましたー!」とのカーテンコール。あぁ素敵過ぎる……。
客出しのさやぽのナレーション。後半に行くに従ってテンションが上がるところがなんとも可愛らしく、会場に残っていたファンも盛り上がったりして。
それもあってか、再びアンコールの声が上がり始めました。一部の観客は既に会場を出たりしてはいましたが、おれたちも含め、まだ残っているファンもいたりして。で、おれたちもアンコール。ひょっとしたら……ってのがあるからね。でもやっぱりアンコールは無い様子。
ふと上を見ると、スタッフがカメラを構えているのが見えました。そこで誰かが「JINJIN!」とJINJINマネコール。つられておれたちも一緒にコール。すると上の階からJINJINマネが感謝の言葉を。すると今度はスマイル兄さんを呼ぶ「ショウヘイ」コールが。スマイル兄さんも姿を現し、熱い言葉を投げかけてくれました。
その後もしばらく会場に残っていると、スマイル兄さんが降りてきたので、拳を合わせて挨拶。いいなぁ、なんかこういうの。
これにてツアー終了。雨の降る外へと出る。ファンであふれ帰る路上。きっと出待ちをする人たちもいるんだろうけど、天気も悪いし、折角ここまでいい気分で過ごしてきたから、この思いを胸に抱いたまま、帰ることにしました。
ぶっちゃけ、入り待ちできたしね。
ホントに最高のライブでした。25日にブリッツでのドリパがあるので、この時点でのライブを最高!とは言いがたいのですが、とりあえず、現時点では最高ですよ。
おれが参加してきたdreamのライブ(とはいってもヲタ歴浅いんで何本も無いですが)史上、一番声を出して、一番飛んで、一番感動できたライブだったと思います。おれたちの左後ろにハロプロでよく見るようなヲタ芸を打っているようなくだらないやつらがいましたが、そんなこともすっ飛ぶくらい、素敵なライブでした。
どれくらい素敵だったかを、端的に示す事象を紹介すると、ライブが終わって外に出て、友人たちと集まったとき、皆異口同音に「dreamを好きでよかった!」と叫びました。ホントに、素直にそう思いました。
dreamのみんな、スタッフの皆さん、良心的なファンのみなさん、そして友人たち。ホントにありがとう。こんなに素敵なライブを観ることが出来たのは、皆さんのおかげです。ホントにありがとう。
そして、
横浜でもよろしく!!!!!