仮面ライダー電王

「俺は最初からクライマックスだぜぇ!!!」のセリフでおなじみになるはずの、仮面ライダー電王が今日から始まりました。
「ライダーなのに電車?」とか「あのスーツデザインはどうなの?」とか、色々あるんですけど、第一話をみたところ「面白いじゃん!」という感想を持ちました。
最悪についてない主人公に、なにやら怪物(設定では未来人らしい)がとりついて、謎の女の子が現れてパスを渡されて「変身して!」って言われて変身して。結果的に未来人同士での戦いになってるんだけど、まぁそこは後で説明されるんでしょう。
主人公の野上良太郎は、運が無い上にヘタレキャラで、ライダー史上最弱なんじゃないか?ッてな感じの人物設定。だけど「落し物は警察に」とかそれまでさんざ殴ってきた相手に対しても気を使ったりと、真面目なキャラだな、ってのはよくわかる。
それに対して、良太郎にとりついた未来人はやたら好戦的。台詞回しが馬鹿っぽくていい。
で、良太郎と、とりついた未来人(モモタロスというらしいよ)が、同一の体の中に存在していて、あたかも二重人格的になってるんですよ。これって、この先色々弄りようがあるだろうけど、上手くハンドリングしていけるのかな。
変身シーンにも笑った。偶然拾ったパスを使って「変身!」と叫ぶと、腰にベルトが出現、そこにパスをかざすと(自動改札だ!)ライダーになるんだけど……しょぼいよ!飾り気の無い仮面ライダーが出来上がります。龍騎の時の素体みたいな感じですね。で、なんかスイッチを押すと、良太郎の中のモモタロスがとり変わって、派手なライダーフォームに変化すると。当然、このフォームではモモタロスが表に出てるわけで、キャラも好戦的になって、強くなって。
そう考えると、ダークヒーロー的な仮面ライダーという位置づけになるのかな、と思ったんだけど、多分そうは行かないんだろうなぁ。ただでさえ子供向きじゃないと言われがちな平成ライダーだし、そこまでいっちゃうと行き過ぎになるかも。
とりま、今回は第一話。今後どうなっていくのか、見守っていきますか。