介抱・解剖

仕事中に、おれの携帯にLydからのメールが。会報を発送したとの連絡でした。
帰宅して、郵便受けを覗くと黄色い封筒が。取り出して自室へ。
一息ついてから封を開ける。表紙の写真は彩によるものらしいけど、モノトーンで落ち着いた、こう言っちゃなんだけど彩らしくない写真。
表紙をめくり、1ページ目を見てまず軽くしょんぼり。
「dream in 上野動物園
なんだよ、上野動物園行ったのってチャンエーとかじゃなかったのか……。まぁエイベから離れたようなものだし、そこまで優遇はされないか。会報の写真を撮るので上野動物園へ……って、それ仕事か?なんだかやりきれない気持ちになってしまった。
ランドマークホールでのライブの写真をはさんで、次に掲載された記事に目を奪われました。
「dreamからDRMへ…。彼女たちの"今"の心境とこれからの思いをお伝えします」
これまでオフィのブログでも、彩の個人ブログでも語られてこなかった、改名の件。
細かく引用はしませんが、メンバーそれぞれのぶっちゃけた言葉や、何より絵里恵の

自分も加入して5年目になるし、長い期間エイベックスに居て結果が思うようには出せてなかったんで、変な話、解散とかになってもおかしくないじゃないですか?

という言葉や、麻未ちゃんの

私たちも今が勝負なのかなって。

という言葉に、それぞれ危機感を感じていたことも感じられました。

……けど。

遅くない?

現状を認識しているようで、実際はしていなかったんでしょうね。改名という大きな変化が起こったことにより、改めてその危機感をリアルなものとして感じられたというだけで。
あと、このインタビュー中に何度も出てくるのが「スタッフ」という言葉。DRMという名前に変わる事について、スタッフとの話し合いが長い時間持たれたようです。でまぁ、メンバーとしては納得したんでしょう、一応。それはそれでいいじゃないですか。よかないけど。
ただそれより何より、このインタビューを読んで思ったのが、あまりにも内向きだなぁ、ということでした。そこそこ長い記事なんですが「ファン」という言葉が出てきたのは1回だけですよ。まぁインタビューの内容が内容だけに、ってこともあるだろうけど、dreamという名前に愛着を持っていたのは当然メンバーだけではなくファンも同じなんです。そこが結構ないがしろになっているような気がして。
先日のライブはとても楽しかったです。聴きたい曲も聴けたし。
ただ、先日のフットサルは楽しめませんでした。スフィアについては、勝つことだけが全てじゃない、と思っているので勝てなくてもいいんですよ。ただ、勝とうという気概が感じられないのでは、そうも言ってられない。折角用意された余興パートでもイマイチやる気が見えなかったし……。
今回の会報の最後にメンバーによる「dreamについて」の川柳が掲載されていました。

アホばっか相手にできんもう無理や

誰の句かは書きませんし、おそらく他のメンバーがアホなことをするから面倒見切れない、なんてことを冗談めかして書いてるんでしょうけど、こうやって抜き出してみると……なんともでしょ?
えぇ、意図的な情報操作ですよ。ただ、こうやって意図的に人の言葉を抜き出して、ネガティブな印象を与えようとすることは簡単なんですよ。
ドリメンも微妙に、自らの言動がどのような効果を及ぼすのかを想像する能力が欠けていたりするんですよね。自分らが楽しければ、それで良くは無いのです。自分らが楽しいことも重要ですが、それを支持してくれるファンあってのグループなのです。それがアイドルであろうとアーティストであろうと、変わりません。
なんだか、6月27日にdream(あ、DRMか)本体のミニアルバム、そしてさやぽのソロアルバムの発売を控えているというのに、モチベーションが下がってきてます。
麻未ちゃん、今が勝負の時なのではなくて、常に勝負の時なんだよ。